入会審査の採点システムはどうなってるのか?
入会を許可してもいいかどうかを審査するときに、その信用度を判断するための採点システム のことを「スコアリングシステム」といいます。
入会申込書だけでかなりのことがわかってしまう
その材料となるのが、入会希望者が送付してくる申込書です。各社は、そこに記されている年齢、家族構成、勤務先、勤務年数、住居状況、カード利用状況などをポイントに置き換えて、点数によって判断します。
配点は各項目1〜20点くらいで、たとえば、収入の安定した職業ほど点数が高く、住まいも持ち家が高く、借家やアパート住まいは低いという傾向になっています。
そして、それらの結果と個人信用情報機関から得られるデータと合わせて総合的に評価し、合計点が一定点数以上なら、入会を許可し、それ以下なら拒絶するという枠を決めているのです。
かつては担当者がスコアリングシートに書き込んで、独自に判断していたようですが、最近は各社とも コンピュータを使った「自動与信(オートスコアリング)」が一般的になり、統計学・確率学の最新の理論を応用しながら、より公平で客観的なデータを得ようと努力しているようです。
コンピュータを導入することで、入会希望者の属性を単純に合計点で判断するのではなく、クロス集計したり、地域性を取り入れたり、さらに、過去の会員のデータベースを参照することで、より精度の高い与信が可能になりました。あるカード会社では、1回の審査で1000通り以上のテーブルの中から、その人物の最も相応しい像を選ぶことができるといいます。
そのうえに、5年後、10年後の姿をシミュレーションし、その人物が何年後には、最悪どれくらいの債務を抱えるかといった予想までできるようになっています。
やはり勤務先と居住年数が大切
ちなみに、属性項目に何を取り上げるかとか、各項目の数値化の基準はカード会社によって異なっているますが、この不況でとくに重要視されているのが、勤務先と居住年数だといわれます。
いくら有名企業に勤めていても、そこが不良債権にどっぷり漬かっていたり、リストラに積極的な会社だったりすれば、自ずと審査も厳しくなりがち。また、毎年引っ越しを繰り返すような人は、サラ金の取り立てから逃れているのではないかなどと疑われます。カード会社としても会員の居所がつかめなくなるのは、いちばん怖いことだからです。
最後の手
最後の手と言ってはなんなんですが、絨毯爆撃方式が功を奏す場合があります。つまり無料で作れるクレジットカード会社に申し込みをジャンジャンしてみます。無料で作れるカードは結構ありますので、数打てば当たるかもしれません。審査にお金など必要ないのですから試してみる価値はあるでしょう。ただし、同時に2社以上の申込みは避けてください。多重債務・借り回りと判断されてしまうためです。
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