1975年フィルハーモニーホールでの録音。レクイエムはモーツァルト生涯最後の作品であり、病に冒されながらも渾身の力で作曲され、未完にて絶命するものの傑作の一つとされています。 演奏はカラヤン・ベルリンフィルらしく極めて豪快かつ壮麗。最も脂の乗り切っている70年代の録音は何十年もののワインのように味わい深く、同時にモーツァルトの壮絶な最期を感じてなりません。 ウィーン楽友協会合唱団 アンナ・トモワ=シントウ(S) アグネス・バルツァ(A) ヴェルナー・クレン(T) ペーター・シュライアー(T) ホセ・ヴァン・ダム(Br)
1978年3月にザルツブルグの祝祭大聖堂で行われたザルツブルクイースター音楽祭でのライブ収録。グンドゥラ・ヤノヴィッツがソプラノを、ホセ・ヴァン・ダムがバスを、合唱はウィーン楽友協会合唱団が担当。ライヴ収録だと変な小細工がない分、自然な仕上がり。また、表現をソフトにするためかカラヤンは指揮棒を使わずに指揮をする。演奏はカラヤンの表情が非常に穏やかになるほど感動的でした。